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こんにちは。S＆Gハウジングの広報担当です。
森林浴をしたり、木の香りをかいだりするとほっと心が癒されたり、リフレッシュしたりした経験はありませんか？　今回は木が持つ癒しの効果について解説いたします。

■香り成分フィトンチッドとは？
森林浴をすると清々しい気分を感じるのは、木から放出される香り成分「フィトンチッド」による効果のひとつです。フィトンチッドは樹木自らが作り出す揮発性の香り成分で、幹や葉から放出されています。リラックス効果だけでなく、消臭、抗菌、防虫など沢山の効果があります。

■ストレスを和らげながら癒しをもたらす香り
フィトンチッドは木が伐採され、木製品になっても効果が持続します。木をたっぷり使ったおうちに入ると、ふわっと香るさわやかな木の香りを感じたことがある方も多いのではないでしょうか。

心地よい香りを感じると、自然と安らいだ気持ちになったりリラックスしたりするのは、香りが脳に働きかけ、自律神経やホルモンのバランスを整えるためです。フィトンチッドの芳香によるリラックス効果はもちろん、ストレスホルモンであるコルチゾールや、ノルアドレナリンの分泌を抑える効果があるという研究結果（※1）も出ているんですよ。

木の香りは心と身体に働きかけ、ストレス軽減や癒し効果に繋がることが科学的にも立証されています。まだまだあるフィトンチッドの優れた効果については、次月のブログでも詳しくご紹介いたします。

※1…「森林浴が生体に及ぼす生理学的効果の研究」近藤 照彦,武田 淳史,小林 功,谷田貝 光克 日本温泉気候物理医学会雑誌 74 (3), 169-177, 2011